eine gegenwärtige Vorstellung des Mittelalters

各地を巡業してるらしき「中世の」マーケットを覗く。
http://www.mittelalter-weihnachtsmarkt.de/
入場料(2,5)が必要。
中世ヨーロッパに関して、ヨーロッパの一般人が抱くイメージを同じ目線の高さから視覚的に知る機会はあまりないので、そういう意味では面白かった。といっても、素朴(金属、木、革などのハンドクラフト)、ナチュラル(ハーブ、石鹸)、神秘的(タロット占い、魔除け風のアクセサリ)と、予想通りの「近代化以前」イメージなのだけれども。それに、おそらくは訪れた時間が舞台イベントに当たらなかったためなのだろうけれど、お店の人も休憩モードに入ってたりと、ちょっぴり閑散としていて寂しげ。
入口前には、弓を打たせてくれるコーナーも。的は猪。中では鍛冶屋さんが実演中。

出し物で時間が合ったのは人形劇。冒頭しか見ていないけれど、パルツィヴァルが出てくるということは、聖杯ものか何かだったと思う。進行役(前口上とか途中で観客の子供を弄ったりとか)、人形操作、声と効果音(馬の蹄の音とか)は、すべて一人のおじちゃんによる。これは、声の張り上げ、客の弄りなど、雰囲気出ていた。
あとは、途中、路上にて吟遊詩人の竪琴パフォーマンス。フィーデルとかハーディーガーディとか、放浪芸人の楽器演奏も聴いて見たかった。とかなんとか、欲を言い出せばきりがない。

ちなみに途中、食べ物の匂いで「お好み焼き?」とか言ってたけれど、どうやらザウアークラウトが焼けるとそんな風な匂いになるみたい。(29日記)