2008-01-01から1年間の記事一覧
他人様のD論仕上げの手伝いをしたり。(5月2日記)
月一研究会。研究所の一室にて。中世ケルンの都市門閥について、プロソポグラフィカルなアプローチ。(5月2日記)
デンマーク王や皇帝ルードルフ二世に仕えた16世紀の学者ティコ・ブラーエは1572年に超新星を観測したが、現在観測されるその残骸周囲の「こだま」がそれと同じ爆発によるものであると確認されたとのこと。 輝きは400年前の光:「ティコの超新星」位置とらえ…
クロード・レヴィ=ストロース、100歳!! Mythen & Tropen! 100 Jahre Claude Lévi-Strauss (Welt, 27.11.08) http://www.welt.de/kultur/article2790264/Mythen-amp-Tropen-100-Jahre-Claude-Levi-Strauss.html Ethnologie : Die Zivilisationskritik des Cl…
W. U. Eckart / C. Gradmann (Hgg.), Ärzte Lexikon: von der Antiker bis zur Gegenwart, 3. vollst. überarb. Aufl., Springer, Heidelberg 2006. パラケルススは、テオフラストの方で項目が立っている。
金森修編著『エピステモロジーの現在』慶應義塾大学出版会 2008
Adam Takahashi, "Nature, Formative Power and Intellect in the Natural Philosophy of Albert the Great," Early Science and Medicine, 13(5) [2008], pp. 451-481.*1 残念ながら契約外なので、PDFをDLできず。うちの大学が契約しているかどうか調べてみ…
id:la-danseさんの関心を引く催しかも。 Albertus Magnus und sein Jahrhundert: Theologie und Philosophie im Mittelalter 24. - 28. Nov. 2008, Universität Bonn
コペルニクスの遺骨を確認、ポーランド研究者(CNN.co.jp, 2008.11.21, 18:01 JST) http://www.cnn.co.jp/science/CNN200811210026.html コペルニクスの蔵書*1から見つかった毛髪と、ポーランドで見つかった骨の歯のDNA鑑定を行った結果、両者が同一人物の…
佐野静代『中近世の村落と水辺の環境史:景観・生業・資源管理』吉川弘文館 2008年 中世以来の水辺の環境に焦点をあて、漁撈・水利開発などの生業史と、村落が資源の利用・管理に果たしてきた役割について「コモンズ」の視点から検証。水辺の「文化的景観」…
中国王朝の興亡に季節風が影響:中米研究チーム(asahi.com: 2008年11月17日01時36分) www.asahi.com/science/update/1116/TKY200811160147.html 鍾乳洞内で年輪状に形成される石筍に含まれる酸素同位体の分析から、過去の降水量などの気候を調査した結果、…
Historikerin vermutet d'Artagnans Grab in Maastricht http://de.news.yahoo.com/2/20081120/tpl-historikerin-vermutet-d-artagnans-gr-ee974b3.html フランスの歴史家 Odile Bordaz が、マーストリヒトでダルタニャンの墓所を推定したと主張しているとの…
「魔女・魔術」特集の日。いくつかドキュメンタリを選んで流し見する。いろいろな放送局が製作したものを集めたようなので、質にはややばらつきがあった気がする。(16日記) 現代ドイツのスピリチュアリズムにおける天使の話 東欧の村の魔女の話 エクソシス…
とりあえずクリップ。 カルロ・ギンズブルグ(上村忠男訳)『糸と痕跡』みすず書房 2008年 2008年12月19日発行予定*1、予価3,675円也。 *1:cf. http://www.msz.co.jp/book/new/
夏時間の終わり。時計を一時間戻す。それに関して、 Musste der Zeiger vor oder zurück?: Sommerzeit beendet, Winterzeit begonnen http://www.tagesschau.de/inland/zeitumstellung104.html がちょっと面白かった。夏時間から冬時間への切り替えの日には…
この「努力を評価する」という仕組みは、時として学生を追い詰めてしまうこともある。なぜならば、一般的に努力とは他人の目にどう見えるかであって、自分がどれだけがんばっているかではないからだ。元の話題とはズレるけれど、ふと思ったので。上記引用で…
永田諒一『宗教改革の真実:カトリックとプロテスタントの社会史』講談社現代新書 2004年 東征中に流し読み。著者が1999年にアウクスブルクに滞在した際の調査に基づいているらしい。前半は、既存の研究の要点をまとめて、宗教改革運動の社会史的側面をおさ…
体調もあって午後からシンポジウムへ。会場の空気もこもった感じで、朦朧としてしまう。なので、内容はよく覚えてません。(10月24日記)
午前中は寄り道をして、午後からシンポジウム。なぜだか知らんが(知ってるけど)、すべて英語で。頭が切り替わらない。レセプションでは、ゼクト一杯も飲めなかった…やはり体が弱っているのねん…。(10月24日記)
社会見学の日。午前中は、監獄跡地の記念館。GefängnisExperte氏が居れば、楽しかったろうに。ただ、ガイドの人が1時間半喋りっぱなしというのは、ちときつかった。昼食後、午後は体調もあって早退。夕方からTreffen。お酒が飲めないくらいの体調だったとい…
朝からグループワーク。テーマで分けたため、人数の偏りが酷い。言いたいことがあっても、うまく言葉にできないところに、自分の力のなさを痛感する。 夕方から、久しぶりに自分の研究について一席。準備不足の感は否めなかったものの、中間報告としてこれま…
朝から講演。昼からグループワーク。テーマとテーゼで二度グループ分けをしたが、言語間の比率がうまく行かなかった模様。夜はS氏に頼んで、最終確認。(10月24日記)
朝から自己紹介ラウンド。その後、グループワーク。言語で分けたので、振り返ると一番良いと思われたグループに入れた。丁々発止の掛け合いなんてのは夢のまた夢だが、それなりに発言の配分がうまく機能したので、面白かった。ただし、午後は体調のせいで集…
今年のテーマは「12世紀の都市」。いろいろとあって、夕方からの公開講演のみ聴講。都市の考古学研究について。集中力を欠いている中、あちこちの都市の事例を次々と引っ張って話が進められたので、まったくついて行けなかった。(10月24日記)
澁川祐子「病気なので、休職して海外旅行に行きます:『「私はうつ」と言いたがる人たち』(香山リカ著、PHP新書 2008年)」『日経ビジネス オンライン』(2008年9月2日) http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080901/169410/ 従来型のうつ病にか…
トラバ戴いた先の記事経由*1。 Universität Hamburg stärkt die Geisteswissenschaften (Welt Online, 02.06.2008) http://www.welt.de/hamburg/article2058831/Universitaet_Hamburg_staerkt_die_Geisteswissenschaften.html ハンブルク大学では、人文系の…
うちからだとMSIJ掲示板に投稿できないようなので、ここで。 ハイデルベルク大学の中世ラテン語講座が閉鎖されるかもしれないとのことで、存続請願のための署名をオンラインで集めている模様。 Seminar für Lateinische Philologie des Mittelalters und der…
Habermas erhält Preis für politische Kultur (tagesschau.de, 09.08.2008) http://www.tagesschau.de/kultur/europapreis100.html ハーバマースがヨーロッパ政治文化賞を受賞とのこと。1929年生まれということは、そろそろ80歳になるのか。
オリンピックやグルジア情勢もあるけれど。 Brand im Staatsarchiv: Feuerwehr verhindert Schlimmeres (Westfälische Nachrichten, 07.08.2008) http://www.westfaelische-nachrichten.de/lokales/muenster/nachrichten/Brand_im_Staatsarchiv_Feuerwehr_ve…
9月に白水社から、 ミシェル・パストゥロー(篠田勝英訳)『ヨーロッパ中世象徴史』白水社、2008年 が出る予定になっているらしい*1。税込価格6,930円也。訳者は、デュビィの『中世の結婚』(新評論、1984年)などの人らしい。 6月のシュミット(渡邊昌美訳…