2009-01-01から1年間の記事一覧
モーリス・ゴドリエ(今村仁司訳)『経済人類学序説』日本ブリタニカ、1980年 モーリス・ゴドリエ(今村仁司訳)『経済における合理性と非合理性:経済人類学への道』国文社、1984年 モーリス・ゴドリエ(山内昶訳)『観念と物質:思考・経済・社会』法政大…
サスキア・サッセン(森田桐郎訳)『労働と資本の国際移動:世界都市と移民労働者』岩波書店 1992 サスキア・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代:国家主権のゆくえ(平凡社選書)』平凡社 1999 サスキア・サッセン(尹春志ほか訳)『…
モーリス・ゴドリエ訪日。東京と京都で公演の予定。*1 中央大学*2 12月3日 16-18時 中央大学多摩キャンパス2号館4階研究所会議室1 「人類学は現代世界をどうとらえるか」 日仏会館*3 12月4日 18時- 日仏会館1階ホール 「共同体,社会,文化:葛藤するアイデ…
大阪市立大学重点研究国際シンポジウム「都市の歴史的形成と文化創造力」*1 場所:高原記念館、学術総合センター 日時:1月9日、10日 1月9日 1. 中世都市文化の形成と変容 高橋修「中世東国における都市形成と在地領主」 仁木宏「中世都市社会の変容:町形成…
平野宗明「アジア歴史資料センターから見たデジタル・アーカイブズの現在と展望」『アーカイブズ学研究』10 [2009], pp. 2-23.*1 著者の畏友より拝受。昨年の研究集会での報告を元にまとめられたもの。その際には、上掲の岡本氏がコメンテータを務めている*2…
岡本真「日本史研究におけるインターネットの学術利用:これまでの成果と、これからの課題」(『日本歴史』2010年1月号掲載予定) Academic Resource Guide*1の運営者でもある著者の方から草稿を戴きました。小論ながら示唆に富む内容です。 *1:http://d.hat…
辻英史「『ドイツ精神』をめぐる論争:作曲家ハンス・プフィッツナーとその受容」『ドイツ研究』43 [2009], pp. 178-186.*1 いつもお世話になっている著者の方から戴きました。2007年のプフィッツナー演奏会を巡る騒動から、ドイツ社会と芸術の関係、そして…
横山伊徳/石川徹也編著『歴史知識学ことはじめ』勉誠出版 2009年*1 寄稿者の一人である近藤先生から御恵贈戴きました。東大史料編纂所前近代日本史国際情報センターにおける歴史学・史料学と情報学とを結びつけ、デジタル技術やデータベース構築による新し…
先々月のことになってしまいますが、ケルン市歴史文書館倒壊に関して、縁あって時評記事を書きました。 平松英人/井上周平「ケルン市歴史文書館倒壊とその後:復興への道筋と『市民アーカイブ』構想」『歴史評論』714(2009年10月号)、88-97頁*1 脱稿が7月…
近藤成一ほか編著『中世:日本と西欧―多極と分権の時代』吉川弘文館、2009年日本と西欧とを問わず、中世は、権力が分散し価値観が多極化した時代であった。日本・ドイツの気鋭の研究者が結集し、多角的な視点から、日本と西欧の中世世界を並列に比較・分析し…
森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館 2009年*1 寄稿者の高津秀之・美和さん、栂香央里さんより拝受。三部構成のうち、第一部は2008年11月に行われたシンポジウムの成果*2。とりあえず、 森田安一「カルヴァン生誕500年を迎えて」 だけ目を通…
渡邉裕一「中世後期ニュルンベルクにおける謝肉祭慣行とその変容:15〜16世紀のシェンバルトラウフを例に」『西洋史論叢』28 [2006], pp. 113-125. 渡邉裕一「中近世ドイツ都市における森林政策:研究の動向とニュルンベルクの事例から」『比較都市史研究』2…
永本哲也「宗教改革期ミュンスターの社会運動(1525-35年)と都市共同体:運動の社会構造分析を中心に」『西洋史研究』新編37 [2008], pp. 86-117. id:saisenreihaさんより抜刷拝受。集団への帰属意識と社会運動への参加との相関関係を分析した労作。2007年…
第1回ARGフォーラム「この先にある本のかたち−我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」 開催日時:2009年8月17日(月)14:00〜16:30(開場:13:30) 開催場所:学術総合センター 一橋記念講堂 主催者:ACADEMIC RESOURCE GUIDE (ARG) 参加費:無料 ※ただし…
三月に倒壊したケルン市歴史文書館に関し、日本からも文書保全と史料へのアクセスの早期回復、およびデジタル化を要請した公開書簡が五月に提出されました*1。引き続き、時間的・経済的コストのかかる修復とデジタル化を長期的に支援するために、現在、寄付…
公開講義第七回。戦後の外国食品産業と移民との関係について。(07.11)
公開講義第六回。デジタルアーカイヴについて。(07.11)
公開講義第五回。中世の行政制度について。(07.11)
公開講義第四回。戦後の都市史について。ゼミでの活動紹介を中心に。(07.11)
山本信太郎『イングランド宗教改革の社会史:ミッド・テューダー期の教区教会』立教大学出版会 2009年国王ヘンリ8世のいわゆる離婚問題をきっかけに成立したイングランド国教会。それゆえにこそ、その後、イングランド宗教改革は激動のミッド・テューダー期…
アウィケンナ『医学典範』の写本が、イランのハマダンにある博物館から盗まれていたそうな。いつ頃の何語の写本かは不明。 Rare copy of Avicenna’s “Canon of Medicine” stolen in Hamedan (Teheran Times, 18.05.2009) www.tehrantimes.com/index_View.asp…
公開講義第三回。刊行中の研究叢書について。(07.11.)
森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館 2009年, 2,940円 ISBN 978-4-7642-7294-1, 5月20日宗教改革史の新たな研究動向を示す論集!ルター、ツヴィングリ、カルヴァンらを源流と する宗教改革運動の影響は、一地域・一時代にとどまらなかった。…
学会三日目。社会との関わり、他の地域との比較のセッション。集中力が切れたこともあるが、20世紀の話になると、もうさっぱり分からない。それにしても、最後の方は報告者も何人か帰ってしまい、聴講者も3〜4人しかしないという、なんだか寂しい状態だった…
学会二日目。今日の午前中の報告が参加の第一目的。それにしても、昨日の公開講演に来ていた人数に比べて、聴講者の少ないこと…。 学際会議ということで、医学史だけでなく、歴史学の人、それから元・助産婦のお婆さんもゲストでいらしていた。このお婆さん…
近・現代の助産婦についての学会。女性の身体史についての研究で有名なD女史が来るというので、ミーハー根性丸出しで初日から参加したのだが、当のご本人はなんと病欠。報告原稿は完成していたので、代理の人が読み上げる形となった。なのでディスカッション…
文書救済のためのボランティア活動に参加。 倒壊によって、史料調査は完全に中断し、今後の研究計画もどう修正していけるのか、今はまだ不明瞭な部分が多すぎる。全くの絶望ではないとはいえ、しばらくは厳しい状況が続くだろう。それでも、たくさんの人がさ…
月一研究会。18世紀ボンの人口史について。(5月17日記)
文書館倒壊後の公開講義第二回。敬愛する東の師匠による近世の犯罪史について。(5月17日記)
便利に使わせて貰っているランチャBluewind*1の作者さんのサイトが閉鎖になっていたようだ。残念だ。非常に使い勝手の良いソフトだし、これと単機能ツールのSendkeysがあるのとないのとでは、作業(とくに辞書引き)に大幅な違いが出る。感謝しつつ、これか…