2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

Mittelalter im Vergleich

neu F

近藤成一ほか編著『中世:日本と西欧―多極と分権の時代』吉川弘文館、2009年日本と西欧とを問わず、中世は、権力が分散し価値観が多極化した時代であった。日本・ドイツの気鋭の研究者が結集し、多角的な視点から、日本と西欧の中世世界を並列に比較・分析し…

Reformation in Europa

森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館 2009年*1 寄稿者の高津秀之・美和さん、栂香央里さんより拝受。三部構成のうち、第一部は2008年11月に行われたシンポジウムの成果*2。とりあえず、 森田安一「カルヴァン生誕500年を迎えて」 だけ目を通…

Watanabe: Waldpolitik

渡邉裕一「中世後期ニュルンベルクにおける謝肉祭慣行とその変容:15〜16世紀のシェンバルトラウフを例に」『西洋史論叢』28 [2006], pp. 113-125. 渡邉裕一「中近世ドイツ都市における森林政策:研究の動向とニュルンベルクの事例から」『比較都市史研究』2…

Nagamoto: Soziale Bewegung in Münster

永本哲也「宗教改革期ミュンスターの社会運動(1525-35年)と都市共同体:運動の社会構造分析を中心に」『西洋史研究』新編37 [2008], pp. 86-117. id:saisenreihaさんより抜刷拝受。集団への帰属意識と社会運動への参加との相関関係を分析した労作。2007年…