2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧
山本信太郎『イングランド宗教改革の社会史:ミッド・テューダー期の教区教会』立教大学出版会 2009年国王ヘンリ8世のいわゆる離婚問題をきっかけに成立したイングランド国教会。それゆえにこそ、その後、イングランド宗教改革は激動のミッド・テューダー期…
アウィケンナ『医学典範』の写本が、イランのハマダンにある博物館から盗まれていたそうな。いつ頃の何語の写本かは不明。 Rare copy of Avicenna’s “Canon of Medicine” stolen in Hamedan (Teheran Times, 18.05.2009) www.tehrantimes.com/index_View.asp…
公開講義第三回。刊行中の研究叢書について。(07.11.)
森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館 2009年, 2,940円 ISBN 978-4-7642-7294-1, 5月20日宗教改革史の新たな研究動向を示す論集!ルター、ツヴィングリ、カルヴァンらを源流と する宗教改革運動の影響は、一地域・一時代にとどまらなかった。…
学会三日目。社会との関わり、他の地域との比較のセッション。集中力が切れたこともあるが、20世紀の話になると、もうさっぱり分からない。それにしても、最後の方は報告者も何人か帰ってしまい、聴講者も3〜4人しかしないという、なんだか寂しい状態だった…
学会二日目。今日の午前中の報告が参加の第一目的。それにしても、昨日の公開講演に来ていた人数に比べて、聴講者の少ないこと…。 学際会議ということで、医学史だけでなく、歴史学の人、それから元・助産婦のお婆さんもゲストでいらしていた。このお婆さん…
近・現代の助産婦についての学会。女性の身体史についての研究で有名なD女史が来るというので、ミーハー根性丸出しで初日から参加したのだが、当のご本人はなんと病欠。報告原稿は完成していたので、代理の人が読み上げる形となった。なのでディスカッション…
文書救済のためのボランティア活動に参加。 倒壊によって、史料調査は完全に中断し、今後の研究計画もどう修正していけるのか、今はまだ不明瞭な部分が多すぎる。全くの絶望ではないとはいえ、しばらくは厳しい状況が続くだろう。それでも、たくさんの人がさ…
月一研究会。18世紀ボンの人口史について。(5月17日記)
文書館倒壊後の公開講義第二回。敬愛する東の師匠による近世の犯罪史について。(5月17日記)
便利に使わせて貰っているランチャBluewind*1の作者さんのサイトが閉鎖になっていたようだ。残念だ。非常に使い勝手の良いソフトだし、これと単機能ツールのSendkeysがあるのとないのとでは、作業(とくに辞書引き)に大幅な違いが出る。感謝しつつ、これか…
W君に楽しみにしていると言われて嬉しかったので、過去4ヶ月ほどを振り返りつつ。
こちらでは告知をしていませんでしたが、去る3月3日にドイツ・ケルン市歴史文書館の建物が倒壊しました。隣接する建物の住人から二名の死者が出たほか、膨大な量の史資料が瓦礫の下に埋もれるという事態になりました。以来、現場での発掘作業をはじめとして…