studium

Zwei Jahre nach dem Einsturz

2009年3月3日にケルン市歴史文書館が倒壊してから2年が経過しました。MLと専用ブログにポストしましたので、以下をご覧下さい。 文書館倒壊から2年 http://hastk.blogspot.com/2011/03/2.html また、これまでMLのホームサイトで行っていた情報のストックは、…

Berichtsband Kobe

MLと専用ブログの方にもポストしましたが、昨2009年11月13日(金)に神戸大学において行われたケルン市歴史文書館倒壊についての研究会*1の報告書が刊行され、そのPDFファイルを研究会のご厚意によりご提供戴きました。 MLのサイトに分割したものをアップし…

Ein Jahr nach dem Einsturz

去る3月3日で、昨年のケルン市歴史文書館倒壊から一年が経ちました。これについて、MLと以下の専用ブログにポストしましたので、ご覧下さい。 文書館倒壊から一年 http://hastk.blogspot.com/2010/03/blog-post.html

Bericht über den Einsturz des Kölner Stadtarchivs

先々月のことになってしまいますが、ケルン市歴史文書館倒壊に関して、縁あって時評記事を書きました。 平松英人/井上周平「ケルン市歴史文書館倒壊とその後:復興への道筋と『市民アーカイブ』構想」『歴史評論』714(2009年10月号)、88-97頁*1 脱稿が7月…

ケルン市歴史文書館支援のための募金

三月に倒壊したケルン市歴史文書館に関し、日本からも文書保全と史料へのアクセスの早期回復、およびデジタル化を要請した公開書簡が五月に提出されました*1。引き続き、時間的・経済的コストのかかる修復とデジタル化を長期的に支援するために、現在、寄付…

Einsatz im EVZ

文書救済のためのボランティア活動に参加。 倒壊によって、史料調査は完全に中断し、今後の研究計画もどう修正していけるのか、今はまだ不明瞭な部分が多すぎる。全くの絶望ではないとはいえ、しばらくは厳しい状況が続くだろう。それでも、たくさんの人がさ…

ケルン市歴史文書館の倒壊について

こちらでは告知をしていませんでしたが、去る3月3日にドイツ・ケルン市歴史文書館の建物が倒壊しました。隣接する建物の住人から二名の死者が出たほか、膨大な量の史資料が瓦礫の下に埋もれるという事態になりました。以来、現場での発掘作業をはじめとして…

Referat auf Japanisch

某研究会会合にて報告。1月のゼミ報告で喋ったことをベースに、その後、考えたことも織り交ぜて日本語にした。先輩のIさんを通じて話を戴いたのが1月末、実際にやると決めたのが2月中旬だったので、図表を作り直す時間はないだろうと判断し、わざわざPCでプ…

Referat

ゼミ報告。なぜだかここ数年は、1月に発表の予定を入れてしまって、全く開放感のない年末年始を送ることになっている。自業自得なので仕方がない。 久しぶりだったので、自分の研究計画を再確認した後、これまで取り組んできた史料分析の中間報告をした。や…

Doktorarbeit

他人様のD論仕上げの手伝いをしたり。(5月2日記)

Hexenkultur in der Gegenwart

「魔女・魔術」特集の日。いくつかドキュメンタリを選んで流し見する。いろいろな放送局が製作したものを集めたようなので、質にはややばらつきがあった気がする。(16日記) 現代ドイツのスピリチュアリズムにおける天使の話 東欧の村の魔女の話 エクソシス…

3. Tag

朝からグループワーク。テーマで分けたため、人数の偏りが酷い。言いたいことがあっても、うまく言葉にできないところに、自分の力のなさを痛感する。 夕方から、久しぶりに自分の研究について一席。準備不足の感は否めなかったものの、中間報告としてこれま…

Geschichtswissenschaft, Archäologie, historische Geographie

仁木宏「《学会レポート》国際中世学会(英国・リーズ大学)に参加して:日本中世都市史研究の可能性」『都市文化研究』10 [2008], pp. 141-142.*1 日本の中世都市史研究は、戦後、ヨーロッパの都市史研究の影響下で進められたが、70年代以降、独自性を主張…

Einstündiges Gespräch

今回は畏友Oh君と連れだって。引っ越し済みだったので、事前に場所を確認しておいていて良かった。妄想の実現もまずは最初の一歩から。(15日記)

長短長短長短短

カタカナ書きに悩む。 とりあえず懸案の人物はDuden先生の発音指南通りで確定なんだけれど、問題はフランス人の名前か。auやouは慣例として長音表記になるみたいだし。Braudel→ブロデル→ブローデルとか。こだわるのはドイツ人の名前だけにするか、どうしたも…

Fachwort der marxistischen Wirtschaftstheorie

専門用語でした。 Außerökonomischer Zwang: 経済外的強制農民に対する封建領主の収奪が経済法則や経済システムを通じてなされるのではなく、強制力によってなされること。社会的・身分的拘束、農民の土地への緊縛などの形態を通じて行われた。ということは…

Online西洋法制史辞典をJammingで引く:羅和編

前口上 独和で一応できたので、羅和も変換してみる。こちらは特殊文字に気を使わなくていいのでラク…と思いきや…。

Online西洋法制史辞典をJammingで引く:独和編

前口上 冬休みにやりたかったこと。上智大学の松本尚子氏が作成・公開されている参加型Online西洋法制史辞典(独和/羅和)*1。こいつをローカルPCの辞書引きソフトで引けるようにしたい。HTMLファイルを保存すれば、ネットに接続できない状態でも検索可能だ…

Wie liest man das Zeichen ¶ ?

発表の際に口頭で描写する必要があったので調べたこと。 英語では、¶ が paragraph sign (pilcrow, alinea) で、§ が section sign なのだが、ドイツ語では、¶ は Absatzzeichen (Alinea) といい、§ の方を Paragraphzeichen と言うらしい*1。 独英/英独を…

"Ein gar Grausam und Erschrecklich Gesicht..."

というわけで、ちょっとした発表をした。いろいろとあって十分な準備ができたとはいえないし、チームでやったので、組み立てがうまくいったかどうか分からないけれど、まあ、楽しかった。むりやり自分の読んでる史料も使ったし。図版からテクストを読み取っ…

Ius Commune per RE

クリスマス休暇前最後のコピー大作戦(KVW)のための準備。 フランクフルトのマックス・プランク法制史研究所発行の雑誌にIus Communeというのがある*1。その目次がWebサイト上に公開されているのだが、これがまた見難い。テーブルタグで整形してある上に、…

eCampus

今期の授業で必要な文献リストやら発表のレジュメやらは、大学の専用サイトを介してデータを入手できるようになっているようなので、試してみる。もっとも、全部の授業でこのシステムが使われているわけではなく、比較的若手もしくはPC利用に積極的な先生に…

Melanchton & Medizin

にく/クニさんのところから。メランヒトンがやたらガレノスを高く評価していた。というか医学を重要視していた。となると、このあたりの医学の状況についてまとめて調べた研究がほしくなります。宗派ごと、大学ごとに状況が違って複雑なので、医学だけに焦…

post mortem

Adamさんが紹介されているK. Parkの新作 Secrets of Women: Gender, Generation, and the Origins of Human Dissection が面白そう。第三章でも見たとおり,解剖は家族の要請や病院などで行われていたものが大半で,解剖の対象と言えば犯罪者といった旧来の…

インタヴューまとめ

"Netzwerker vor dem Herrn? Kardinäle im Mittelalter, Interview mit R. Lützelschwab," fundiert 02/2006, S.22-29.

Obersemi

新年明けましてのご報告。一時間程度の研究計画プレゼンを敢行。といっても、実質夏以降進展が殆どないままの状態だったので、とりあえず自分の妄想をどこまで説明できるのか、どこまで現実味のある話として受け止めて貰えるのか、を確認することが第一の目…

刑罰のお値段

演習で読んだ文書が面白かったので、メモとして。 18世紀半ばの死刑執行人の報償規定。執行した刑罰の種類によって支払われる額が定められており、また、余所に出向いていった場合の旅費についても配慮されている。ちなみに一番お高いのは馬による四つ裂き刑…

公開講座「人口」

今年5月に行われた東大の公開講座「人口」の、近藤先生の回が、漸く東大TVで公開された。PodcastingではまだChap. 3までしか配信されてないよー。 近藤和彦「人口停滞の世紀とその後」(東京大学公開講座「人口」 第9回) http://todaitv.ep.u-tokyo.ac.jp/c…

Pierre Nora

chorolynさんがノラの『記憶の場』について詳細な紹介をされています。chorolyn-san hat Pierre Noras Les Lieux de mémoire, eines der wichtigsten Werke der Geschichtswissenschaft in letzten Jahren, ausführlich besprochen. http://d.hatena.ne.jp/c…

Projekt D

某原稿の直しを、締め切りぎりぎりにて返送。もうこれで手を離れた。後は知らん。(27日記)