literatur
すでに情報が出回っていますが、お世話になっている平井さん(id:Freitag)編著の論集、『ミクロコスモス』第1集が刊行の運びになったようです。2月24日発売で、これにあわせて、3月には出版記念のイベントが開催されるとのこと。また、専用ブログ id:microc…
モーリス・ゴドリエ(今村仁司訳)『経済人類学序説』日本ブリタニカ、1980年 モーリス・ゴドリエ(今村仁司訳)『経済における合理性と非合理性:経済人類学への道』国文社、1984年 モーリス・ゴドリエ(山内昶訳)『観念と物質:思考・経済・社会』法政大…
サスキア・サッセン(森田桐郎訳)『労働と資本の国際移動:世界都市と移民労働者』岩波書店 1992 サスキア・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代:国家主権のゆくえ(平凡社選書)』平凡社 1999 サスキア・サッセン(尹春志ほか訳)『…
平野宗明「アジア歴史資料センターから見たデジタル・アーカイブズの現在と展望」『アーカイブズ学研究』10 [2009], pp. 2-23.*1 著者の畏友より拝受。昨年の研究集会での報告を元にまとめられたもの。その際には、上掲の岡本氏がコメンテータを務めている*2…
岡本真「日本史研究におけるインターネットの学術利用:これまでの成果と、これからの課題」(『日本歴史』2010年1月号掲載予定) Academic Resource Guide*1の運営者でもある著者の方から草稿を戴きました。小論ながら示唆に富む内容です。 *1:http://d.hat…
辻英史「『ドイツ精神』をめぐる論争:作曲家ハンス・プフィッツナーとその受容」『ドイツ研究』43 [2009], pp. 178-186.*1 いつもお世話になっている著者の方から戴きました。2007年のプフィッツナー演奏会を巡る騒動から、ドイツ社会と芸術の関係、そして…
横山伊徳/石川徹也編著『歴史知識学ことはじめ』勉誠出版 2009年*1 寄稿者の一人である近藤先生から御恵贈戴きました。東大史料編纂所前近代日本史国際情報センターにおける歴史学・史料学と情報学とを結びつけ、デジタル技術やデータベース構築による新し…
先々月のことになってしまいますが、ケルン市歴史文書館倒壊に関して、縁あって時評記事を書きました。 平松英人/井上周平「ケルン市歴史文書館倒壊とその後:復興への道筋と『市民アーカイブ』構想」『歴史評論』714(2009年10月号)、88-97頁*1 脱稿が7月…
森田安一編『ヨーロッパ宗教改革の連携と断絶』教文館 2009年*1 寄稿者の高津秀之・美和さん、栂香央里さんより拝受。三部構成のうち、第一部は2008年11月に行われたシンポジウムの成果*2。とりあえず、 森田安一「カルヴァン生誕500年を迎えて」 だけ目を通…
渡邉裕一「中世後期ニュルンベルクにおける謝肉祭慣行とその変容:15〜16世紀のシェンバルトラウフを例に」『西洋史論叢』28 [2006], pp. 113-125. 渡邉裕一「中近世ドイツ都市における森林政策:研究の動向とニュルンベルクの事例から」『比較都市史研究』2…
永本哲也「宗教改革期ミュンスターの社会運動(1525-35年)と都市共同体:運動の社会構造分析を中心に」『西洋史研究』新編37 [2008], pp. 86-117. id:saisenreihaさんより抜刷拝受。集団への帰属意識と社会運動への参加との相関関係を分析した労作。2007年…
『アーカイブズ』27(2007年) 特集:デジタル・アーカイブによる歴史事実の共有:アジア歴史資料センター5年の回顧と展望 畏友Hに感謝。(5月2日記)
木田元『わたしの哲学入門』新書館 1998年 木田元『ハイデガー拾い読み』新書館 2004年 佐藤正英 校注・訳『宮本武蔵 五輪書』ちくま学芸文庫 2009年 H先生に感謝。(5月2日記)
W. U. Eckart / C. Gradmann (Hgg.), Ärzte Lexikon: von der Antiker bis zur Gegenwart, 3. vollst. überarb. Aufl., Springer, Heidelberg 2006. パラケルススは、テオフラストの方で項目が立っている。
Adam Takahashi, "Nature, Formative Power and Intellect in the Natural Philosophy of Albert the Great," Early Science and Medicine, 13(5) [2008], pp. 451-481.*1 残念ながら契約外なので、PDFをDLできず。うちの大学が契約しているかどうか調べてみ…
澁川祐子「病気なので、休職して海外旅行に行きます:『「私はうつ」と言いたがる人たち』(香山リカ著、PHP新書 2008年)」『日経ビジネス オンライン』(2008年9月2日) http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20080901/169410/ 従来型のうつ病にか…
佐藤隆司「資料紹介:ドイツ読者研究の基礎資料」『図書館情報大学附属図書館報』 13(3) [1997] http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/pub/tojo/archive/Kanpo/Vol13No3/sato.html OCRで取り込んで電子化したものなのか、小文字のLがアラビア数字の1になってしま…
ブロニスワフ・ゲレメク(早坂真理訳)『憐れみと縛り首:ヨーロッパ史のなかの貧民』平凡社 1993年 (松村剛訳)「社会史:排除と連帯(コレージュ・ド・フランス国際講座開講講義)」『月刊百科』1994年 「周辺人」ジャック・ル・ゴフ(鎌田博夫訳)『中世…
ゲルト・アルトホフ(柳井尚子訳)『中世人と権力:「国家なき時代」のルールと駆引(中世ヨーロッパ万華鏡1)』八坂書房、2004年 ゲルト・アルトホーフ「中世盛期の戦士貴族社会における紛争のルール」笠谷和比古編『公家と武家の比較文明史』思文閣出版、…
Eckhard Müller-Mertens (Hg.), Feudalismus: Entstehung und Wesen (Studienbibliothek DDR-Geschichtswissenschaft, Bd. 4), Akademie-Verlag, Berlin 1985. 出版当時までの東独における議論のテクストをまとめたもの。テプファの論文も収録されているし、…
Michael Borgolte (Hg.), Unaufhebbare Pluralität der Kulturen? Zur Dekonstruktion und Konstruktion des mittelalterlichen Europa (HZ, Beiheft 32), Oldenbourg, München 2001. M. Borgolte, 複数性のなかの中世学 M. Toch, 中世の文化、中世のユダヤ…
佐藤公紀「『教育可能者』と『教育不可能者』のあいだ:ヴァイマル共和国(1919-1933)における犯罪生物学と『教育可能性』の問題」『ヨーロッパ研究』7 [2008], pp. 29-49.*1 ドイツにおけるロンブローゾの言説の受容から、バイエルン州における制度的運用…
J. Vögele / H. Fangerau / Th. Noack (Hgg.), Geschichte der Medizin - Geschichte in der Medizin: Forschungsthemen und Perspektiven, Hamburg 2006.
Bernhard Töpfer, "Zu einigen Grundfragen des Feudalismus: Ein Diskussionsbeitrag", ZfG 13 (1965), S. 785-809. I. M. Diakonoff (ed.), Early Antiquity, Chicago/London 1991 例の奴の素性、おそらくこれで確定。 Peter Blickle, Studien zur geschic…
重大な誤読に気がついた。 Otto Brunner, "Art.: Feudalismus, feudal", in: Brunner/Conze/Koselleck (hg.), Geschichtliche Grundbegriffe, Bd. 2, Stuttgart 1975, S. 337-350. Carlos Antonio Aguirre Rojas, "Art.: Feudalismus", in: Wolfgang Fritz H…
機会があったら、見てみる。 冨谷至編著『東アジアの死刑』京都大学学術出版会 2008年 目次*1 罪と刑罰 冨谷至「究極の肉刑から生命刑へ:漢〜唐死刑考」 岩井茂樹「宋代以降の死刑の諸相と法文化」 アンデシ・カールソン「千金の子は市に死せず:17・18世紀…
渡辺和行「ブロック」岸本美緒ほか編『歴史学事典5:歴史家とその作品』弘文堂 1997年、489-491頁 マルク・ブロック(堀米庸三監訳)『封建社会』岩波書店 1995年
Karl-Heinz Spieß, Das Lehnswesen in Deutschland im hohen und späten Mittelalter (Historisches Seminar, NF 13), unter Mitarbeit v. Thomas Willich, Schulz-Kirchner, Idstein 2002. 概説と11~15世紀の史料の抜粋。史料講読の授業や自主ゼミに最適。
Ludolf Kuchenbuch (hg.), Feudalismus: Materialien zur Theorie und Geschichte, Ullstein, Frankfurt a.M. u.a., 1977. Heide Wunder (hg.), Feudalismus: Zehn Aufsätze, Nymphenburger, München 1974. Peter Blickle, Deutsche Untertanen: Ein Widersp…
ハンス・K・シュルツェ(千葉徳夫ほか訳)『西欧中世史事典:国制と社会組織』ミネルヴァ書房 1997年 城戸照子「インカステラメント・集村化・都市」江川温ほか編『西欧中世史(中)成長と飽和』ミネルヴァ書房 1995年、129-150頁