2008-05-09 Todesstrafe in Ostasien literatur 機会があったら、見てみる。 冨谷至編著『東アジアの死刑』京都大学学術出版会 2008年 目次*1 罪と刑罰 冨谷至「究極の肉刑から生命刑へ:漢〜唐死刑考」 岩井茂樹「宋代以降の死刑の諸相と法文化」 アンデシ・カールソン「千金の子は市に死せず:17・18世紀朝鮮時代における死刑と梟首」 ベント・ペテルソン「有徳の殺人?漢代における国家容認の暴力の歴史」 社会と死刑 古勝隆一「魏晋時代の皇帝権力と死刑:西晋末における誅殺を例として」 矢木毅「朝鮮党争史における官人の処分:賜死とその社会的インパクト」 オリバー・ムーア「中国の前近代絵入り史話における死刑と暴力の図像」 伊藤孝夫「死刑の社会史:近世・近代日本と欧米」 周東平「現代中国の死刑に関する立法およびその整備について」 藤田弘夫「東アジアと死刑の風景:死刑のイメージの比較社会学」 非中国的視座に立って 赤松明彦「古代インドにおける死刑:サンスクリット文献に見える刑罰の分析を通じて」 ホーカン・ヴォルケスト「ムルキ・アイン(Muluki Ain):ネパールの法典と死刑」 スタファン・ローゼン「死刑と朝鮮の法的伝統」 冨谷至「死刑存廃論議の門口に佇んで:総括に代えて」 *1:http://www.kyoto-up.or.jp/book.php?id=1525