Nagamoto, Reformation und Taeufer in Muenster

  1. 永本哲也『1525-1534年ミュンスター宗教改革・再洗礼派運動:都市社会運動の総体把握の試み』(東北大学博士論文+要旨、2010年度提出)
  2. 永本哲也「ミュンスター宗教改革運動における市参事会の教会政策:1525-34年市内外諸勢力との交渉分析を通じて」『歴史学研究』876 [2011], pp. 20-36, 57.

東北大学文学研究科に提出された博士論文とそこに関わる投稿論文を戴いています。「宗教改革期における都市社会運動の全体像の把握を試みる」ため、「市民や都市ゲマインデだけではなく、市参事会や貧民や女性など都市のあらゆる階層の住民が、それぞれの利害や目的で運動に参加していたことを前提として分析を行う(要旨 p.1)」もの。2については、著者ご自身による紹介もあります。