ヨーロッパの文化的財産
- Hans Joas / Klaus Wiegandt (hg.), Die kulturellen Werte Europas (Forum für Verantwortung), Fischer, Frankfurt a. M. 2005.
2004年3月に行われた「責任のためのフォーラム」第3回コロキアムの論集。
Inhalt
- H. Joas, ヨーロッパの文化的財産
- S. N. Eisenstadt, 世界史における機軸の時代
- W. Huber, ユダヤ=キリスト教の伝統
- Ch. Meier, ギリシア=ローマの伝統
- M. Borgolte, 如何にしてヨーロッパはその多様性を見出したか
- O. Patterson, 自由、奴隷制、そして権利の近代的構造
- K. Flasch, 内面性の価値
- W. Schluchter, 理性:ヨーロッパの特殊性?
- W. Reinhard, 慣習的生活の是認
- Ch. Menke, 内的自然と社会的規範性
- R. Koselleck, ドイツ史における啓蒙時代の位置づけ
- M. Mazower, 暗黒大陸:ヨーロッパと全体主義
- H. Thome, 経験的社会研究からみたヨーロッパにおける価値変遷
- D. Senghaas, 文化的抗争の現実性
- G. Krämer, 文化的財産の競合:現代イスラーム言説について
- R. Wagner, ヨーロッパは文化的アイデンティティを持っているのか?