Homosexuellen-Mahnmal
- Gedenken: Berlin bekommt ein Homosexuellen-Mahnmal (ZEIT online, Tagesspiegel, 08.04.2008, 23:50) http://images.zeit.de/text/news/artikel/2008/04/08/2509574.xml
ベルリンのブランデンブルク門からほど遠くないところに広がるホロコースト追憶碑*1の向かい側に、今度はナチ時代の同性愛迫害被害者を追悼する碑が建てられるそうな*2。建設自体は2003年に決定されたものらしく、60万ユーロのコストがかかっているとのこと。デンマークとノルウェーの二人によって設計されたもので、立方体状をしており、一角には穴が開いていて、中を覗くと同性愛カップルのキスシーンが映写されているのが見えるようになっている(2年ごとにカップルの性別が変わるらしい)。
ちょろっと検索したら、ポーランドでも同様の追悼碑の建設案が2007年に提出されたことがあるらしい。
- Polen: Homo-Mahnmal geplant (18.01.2007) http://www.queer.de/artikeldruck.php?article_id=6270
ナチ時代の同性愛者の迫害について、日本語では、
- ハインツ ヘーガー(伊藤明子訳)『ピンク・トライアングルの男たち:ナチ強制収容所を生き残ったあるゲイの記録 1939‐1945』パンドラ、1997年
が読めるようで、また、映画で
- 『刑法175条』(アメリカ、1999年) http://www.yidff.jp/2001/cat021/01c034.html
というのがあるみたい。
さて、ユダヤ人、同性愛者ときて、障害者の断種/安楽死についての「記憶」はどのように公共の場に置かれている/置かれ得るのかな。