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某会合、二日目。お昼前に、自分の話す番。Oh君と同じ歴史系のセッションだったが、三つのグループに分かれる時間だったので、参加者はそれほど多くなかった。後で聞いたら、文学系のセッションもそれほど人はいなかったとのこと。
読み上げの練習にあまり時間が取れなかったので、一部スムースに行かなかったところがあったし、当初の規定時間内に収まったかもちょっと分からないが、セッション全体の時間には影響ない範囲ではあったと思う。もっとも、内容自体は準備不足な上、いろいろとつめこみ過ぎで、アイデア倒れに終わったのが自分でもはっきり分かった。原稿を書いている途中で既にそのことを自覚していたので、正直、筆を進めるのがしんどかった。質問は、現代の状況およびテーマ選択の理由について。うまく答えられたかは全く自信がない。というより、前者についてはちょっと噛み合わない受け答えになった感がある。司会がフォローしてくれたのは助かった。
午後は、Yb君の20世紀初頭の言説分析についての話が面白かった。話で意図されたところと質問とがちょっとズレていた気がしたけれど、《身体》や《メディア》を巡る言説の歴史に関心を持つ身としては、こういう方面からの刺激を受けられる機会があるのは喜ばしいことだ。
原稿はあとで手を入れる必要があるとはいえ、いずれにせよ、夏前の課題は一旦お仕舞い。データまとめの作業に戻るべし。(15日記)