歴史資料ネットワーク:被災歴史資料保全活動支援募金のお願い

3月の東日本大震災の発生をうけ、被災地域の記憶・アイデンティティの拠り所のひとつとなる歴史資料の救出・保全に各地の団体が活動を行っています。新潟、宮城、山形、福島といった東北・北陸のネットワークだけでなく、「史料ネット」のパイオニアである神戸の史料ネットの方々もまた被災地に赴き、これまでの経験の蓄積を活かし、活動を行っているとのこと。また、茨城、神奈川でも新たにネットワーク立ち上げが図られています。

神戸の史料ネットでも、そのほか、被災地の活動を支援するための寄付金を募り、「順次、現地組織へ送金」しているとのこと。私も少額ながら募金しました。ご協力戴ける方は、史料ネット http://blogs.yahoo.co.jp/siryo_net/34644260.html までお願い致します。

なお、神戸ネットの方々には、ケルン市歴史文書館倒壊の件に以前からご関心をお寄せ戴き、研究会などを通じてさまざまにお世話になっています。その縁もあって、上記募金の呼びかけを猪刈由紀さんがドイツ語に訳されました。ケルン市歴史文書館のためのブログの方にアップされていますので、ドイツ語圏のお知り合いがいらっしゃる方は、呼びかけを廻して戴けると幸いです。http://hastk.blogspot.com/2011/05/unterstutzungsaufruf-fur-die_27.html