2005-07-10 白水社新刊 neu 白水社の新刊から。 ドミニック・オドルリほか(水嶋英治訳)『世界遺産』(文庫クセジュ)グレート・バリア・リーフ、京都の文化財、マチュピチュ……世界遺産は、人類共通の宝である。文化と自然をともに保護するという理念と、登録システムや関連条約について紹介する。 ベアトリス・アンドレ=サルヴィニ(斎藤かぐみ訳)『バビロン』(文庫クセジュ)古代メソポタミアの聖なる都市――バビロンは、「バベルの塔」の神話を生み、作家や芸術家を触発してきた。空中庭園などの建築物を中心に、当時の宗教・祭礼・宇宙観について解説する。