CD-ROM: Repertorium der lateinischen Sermones des Mittelalters
chorolynさんの話題から。
Repertorium der lateinischen Sermones des Mittelalters : für die Zeit von 1150 - 1350 , hrg . Johannes Baptist Schneyer ,11 Bds (Münster , 1969 - 1990) . という、説教研究学徒にとってはマストな一大ツールがあるわけでなんですが、実はこれのCD−ROMが最近出されている。ググってみると、"für die Zeit von 1150-1350" ではなく、"für die Zeit von 1350-1500" というのがCD-ROMになっているという情報が見つかった。siolliさん経由で知った出版元のデータも、年代の範囲は後者。
2001年の刊行時のニュースを読むと、書籍版(1150-1350)の補遺として、中世後期を対象としている模様。
Seit dem Tod von Prof. Dr. Johannes B. Schneyer 1979 führten Prof. em. Dr. Ludwig Hödl und sein Nachfolger Prof. Dr. Wendelin Knoch [...] sein Lebenswerk fort. [...]それとも(よく分からないが)書籍版の方もその後CD-ROM化されたということだろうか。
Sein Ziel war ein Nachschlagewerk, das für die Zeit von 1150 bis 1350 zwischen 1969 und 1990 in Buchform im Aschendorff-Verlag erschien. Erster Schritt der Bochumer Theologen war es, Registerbände für die neun Bände des Nachschlagewerks zu erarbeiten. [...]
Damit war die Arbeit jedoch noch nicht beendet: Schon Schneyer selbst hatte erkannt, dass es eines Ergänzungsbandes für das Spätmittelalter zwischen 1350 und 1500 bedurfte. Angaben für ein solches Werk fanden die Erben auf den Rückseiten seines Manuskripts für die erste Epoche. Nachdem diese Notizen nun aufbereitet sind [...], konnte die CD-ROM jetzt erscheinen. (シュナイアー教授の死後、そのライフワークをヘードル教授とその後任のクノッホ教授が継続した。 《中略》 シュナイアー教授が目指したのは1150年から1350年までの時代の便覧であり、それは1969年から1990年の間にアッシェンドルフ出版から書籍として刊行された。ボーフム大の神学者〔=ヘードル、クノッホ〕が最初に行ったのは、この九巻本の便覧の索引巻を作成することであった。 《中略》 しかし仕事はそれで終わりではなかった。シュナイアー自身すでに、1350年から1500年までの中世後期を対象とした補遺の必要性に気付いていた。そのような補遺巻への指示は、中世盛期についての彼の手稿の裏面に遺されており、それらのメモが処理された結果、このCD-ROMが刊行され得たのである。)
追記
chorolynさんが仰っていたのは、「書籍版がCD-ROM化された」ことの方だった。情報の真偽や所蔵についての詳細は、今のところ私にも分からない。