比較法史研究
先日言及したコゼレックの著作のうち、論文で邦訳されているものがもう一つあった。
この『比較法史研究』というのは比較法史学会の機関誌で、データ上は雑誌扱いだが、実際にはハードカバーの論集のような形態をとっている*2。Historia juris という別題があり、さらに各巻に副題が付けられているので、ややこしい。
- 比較法史学会編『比較法史研究:思想・制度・社会(Historia juris)』未來社 1992-
- 比較法史研究の課題(1992年)
- 歴史と社会のなかの法(1993年)
- 文明のなかの規範(1994年)
- 制度知の可能性(1995年)
- 文明装置としての国家(1996年)
- 救済の秩序と法(1997年)
- 歴史創造の事理と法理(1998年)
- 複雑系としてのイエ(1999年)
- 文明と法の衝突(2001年)
- 歴史のなかの普遍法(2002年)
- 法生活と文明史(2003年)
- 戦争装置としての国家(2004年)
- 世界法史の単一性と複数性(2005年)