2006-07-07 他者と怪物 literatur 菊地原洋平「西欧中世における架空種族論の集大成:ハルトマン・シェーデル、『年代記』(1493)の考察」『生物学史研究』76 [2006], pp.17-39. パラケルススはやめちゃったのでしょうか? この手のテーマで、『幻想の東洋』以外で日本語で読めるものだと、基本的なのは、 伊藤進『怪物のルネサンス』河出書房新社 1998. 大黒俊二「『東方見聞録』とその読者たち」『遭遇と発見:異文化への視野(岩波講座世界歴史12)』岩波書店 1999, pp.63-87. 樺山紘一『異境の発見』東京大学出版会 1995. 甚野尚志「ブレーメンのアダムと北方世界の「発見」:『ハンブルク司教事績録』を読む」『遭遇と発見:異文化への視野(岩波講座世界歴史12)』岩波書店 1999, pp.89-107. R. ウィトカウアー(大野芳材ほか訳)『アレゴリーとシンボル:図像の東西交渉史(ヴァールブルクコレクション)』平凡社 1991.