カード

Zettelkasten nach Luhmann

そういえば、PC上でルーマン式を再現しようとするドイツ語ソフトがあったっけ*1

欧文のみを扱うならともかく、残念ながら、日本語 Windows ではどちらのソフトも日本語とドイツ語の並記がきちんと処理できないようだ(フォントをMSゴシック等に指定し直せば、日本語も扱えるが、そうすると今度はウムラウトの表示がおかしくなる)。後者はサンプルデータを開いてみたら、カードの数が多くなるとロードにやたら時間がかかるみたいなので、とてもじゃないがまともに使えない。(27日記)

アナログでカードを用いること

利点
  1. 紙とペンさえあればいつでもカードが作れる
  2. 一眸性に優れる
  3. カード同士のつながりを作ったり壊したりするのが簡単
  4. フォーマットが割と自由(途中で書き足したり、線で欄外に引っ張ったり)
欠点
  1. 関係あるカードを探し出すのが面倒
  2. 複数のカテゴリにまたがるテーマや分類不能のカードの処理が面倒
  3. 紛失、破損したらおしまい。
  4. 自分で書いた文字が読めない場合がある

コンピュータで管理すること

利点
  1. 検索が楽
  2. カードの分類/管理が楽(タグやキーワードで管理すれば、ひとつのデータを複数のカテゴリに入れられる)
  3. バックアップがとれる
  4. データの再利用が可能
  5. セッション管理が可能なソフトなら、作ったカード同士のつながりを保存できる
欠点
  1. コンピュータがないと駄目
  2. 一度に見える範囲が画面の大きさに左右される
  3. バックアップをとらないと駄目
  4. フォーマットが手書きほど自由ではない
  5. コピペによって、誤記のあるデータを使いまわす危険がある

というわけで…?

まあ、最初のものをコンピュータで作って、紙に出力して、それを使って考えたり、その過程で書き加えたりしたことを、再度コンピュータにフィードバックして、内容を同期する作業をすればいいのだろうけれど。手軽にメモが取れて、それを定型フォーマットで出力できて、検索やデータの再利用性にも優れているものって、何かあるかな…Filemaker? 高いんだよなぁ…。
現状、このダイアリは簑式でだらだら書いたモノを順次貼り付けているのだけれど、ちょっとhowmを使ってみたい今日この頃。けれど、meadowを入れるほど根性はなし。xyzzy + wrap で試してみるか。秀丸でもマクロがあるみたいだけれど。EmEditor用のプラグインを誰か作ってくれないかなぁ。