2月新刊

岩波、創元社白水社平凡社、法政から。

岩波書店

創元社

  • アンドルー・ロビンソン(片山陽子訳)『図説 文字の起源と歴史』

白水社

平凡社

法政大学出版局

  • 坂井洲二『水車・風車・機関車:機械文明発生の歴史
    たんなる技術の歴史をこえて、人々の暮らしや風土、社会制度とのかかわりまでを考察した興味つきない技術の文化史。製粉、製材、鍛冶、製紙から、畑を耕す機関車、馬車と牛車、木製の時計や「からくり」まで、産業革命以前のヨーロッパにおける、風と水と家畜を動力とし、木を主要な素材とした高度な機械文明の時代を描く。
  • ジャン・メリエ(石川光一ほか訳)『ジャン・メリエ遺言書 すべての神々と宗教は虚妄なることの証明』
    17世紀末〜18世紀初頭、フランスの一田舎司祭ジャン・メリエは、深夜、灯火の下で、教区民のために営々と驚くべき文章を綴り続けた。この『覚え書』は、神々と宗教の虚妄なることを論証して、啓蒙期の代表的地下文書として流布し、旧体制を根底から震撼させた。