精神分析的視点の可能性

第4回 LAC 国際シンポジウム「精神分析的視点の可能性：文学、歴史、共同体」
http://www.lac.c.u-tokyo.ac.jp/laccolloque.html

• 日時：2006年3月17日（金）13:00-18:30
• 場所：東京大学駒場キャンパス 学際交流ホール
• 備考：通訳有・参加無料・事前登録不要

学振「文学・芸術の社会的統合機能の研究（LAC）」主催の国際シンポ。

プログラム

• 趣旨説明 (13:00-13:10)

第1セッション「精神分析から歴史・共同体を考える」（13:10-15:40）

• 原和之（東大）（司会）
• 加藤敏（自治医科大）「現代社会における（模倣的）欲望と虚偽の自己増殖：精神医学・精神分析（J.ラカン）の見地から」
• 中野昌宏（大分大）「新自由主義と拝金主義：ラカン的視座から」
• 村山敏勝（成蹊大）「予め失われたものの生存：バトラーとメランコリー論の拡大」

第２セッション「文学から精神分析を考える」(16:00-18:30)

• ピエール・バイヤール（パリ第8大）「『応用文学』（文学の精神分析への応用）は可能か？」
• 山崎冬太（東北学院大）「日本近現代詩からの照射：中原中也と谷川俊太郎を例に」
• 山田広昭（東大）「精神分析の文学的欲望：フロイトのオイディプス」

バイヤール特別講演

3月18日（土）には、千葉大学文学部文学部・法経学部棟にて、／日本フランス語フランス文学会関東支部大会が開かれます。／ネット上にはプログラムがアップされていないのでリンクは張れませんが、／面白そうな発表がたくさんあります（27発表、10:00〜16:00）。／関東支部大会でも、ずばり"Demain est ecrit"という表題のバイヤールの特別講演があります（16:15〜17:00、106講義室）。

追記

日本フランス語フランス文学会関東支部大会プログラムの PDF ファイルがアップされた模様。（7日記）
http://wwwsoc.nii.ac.jp/sjllf/shibu/kanto/kanto05pro.pdf