Talkshow anlaesslich der Veroeffentlichung Mikrokosmos'
3月13日に紀伊国屋新宿本店で行われた『ミクロコスモス』出版記念トークショーの動画がアップされたようです。
- 出版記念イヴェント その1 http://d.hatena.ne.jp/microcosmos2010/20100316
平井さんとは暫くお会いできていないので、「動いている」姿を久しぶりに拝見しましたが、相変わらず精力的で若々しい印象を受けます。第一線で通用する研究を続けていくには、小手先のフットワークの軽さとは異質の、こうしたヴァイタリティが重要になってくるのでしょう。
Ein Jahr nach dem Einsturz
去る3月3日で、昨年のケルン市歴史文書館倒壊から一年が経ちました。これについて、MLと以下の専用ブログにポストしましたので、ご覧下さい。
Mikrokosmos, hg. v. Hiro Hirai
すでに情報が出回っていますが、お世話になっている平井さん(id:Freitag)編著の論集、『ミクロコスモス』第1集が刊行の運びになったようです。2月24日発売で、これにあわせて、3月には出版記念のイベントが開催されるとのこと。また、専用ブログ id:microcosmos2010 が立ち上げられました。
- 平井浩編著『ミクロコスモス:初期近代精神史研究』第1集、月曜社 2010年
最初に話が動いていたのは2001年ごろだったと記憶していますが、時間がかかっても計画をしっかりと実現させ、良いものを世に出そうと為されてきた、平井さんをはじめとする方々の努力には敬服させられます。
続きを読むJapanische Übersetzungen der Werke Godeliers
- モーリス・ゴドリエ(今村仁司訳)『経済人類学序説』日本ブリタニカ、1980年
- モーリス・ゴドリエ(今村仁司訳)『経済における合理性と非合理性:経済人類学への道』国文社、1984年
- モーリス・ゴドリエ(山内昶訳)『観念と物質:思考・経済・社会』法政大学出版局、1986年
- モーリス・ゴドリエ(山内昶訳)『贈与の謎』法政大学出版局、2000年
- ミシェル・ペローほか(小倉和子訳)『「女の歴史」を批判する(女の歴史・別巻)』藤原書店、1996年
- 『iichiko(特集:モーリス・ゴドリエの文化学)』No.85 [2005 Winter]*1
Japanische Übersetzungen der Werke Sassens
- サスキア・サッセン(森田桐郎訳)『労働と資本の国際移動:世界都市と移民労働者』岩波書店 1992
- サスキア・サッセン(伊豫谷登士翁訳)『グローバリゼーションの時代:国家主権のゆくえ(平凡社選書)』平凡社 1999
- サスキア・サッセン(尹春志ほか訳)『グローバル空間の政治経済学:都市・移民・情報化』岩波書店 2004
- サスキア・サッセン(伊豫谷登士翁ほか訳)『グローバル・シティ:ニューヨーク・ロンドン・東京から世界を読む』筑摩書房 2008
- 久場嬉子ほか『経済のグロバリーゼーションとジェンダー(叢書現代の経済・社会とジェンダー)』明石書店 2001
- 『現代思想2003年5月号(特集:サスキア・サッセン、グローバリゼーションの最新局面』*1
Maurice Godelier
モーリス・ゴドリエ訪日。東京と京都で公演の予定。*1
Saskia Sassen
1月9日
1. 中世都市文化の形成と変容
《基調講演》都市の歴史的形成と文化創造力
- サスキア・サッセン「世界同時不況以後の都市システムと社会秩序」
- 吉沢誠一郎「中国近代都市の社会変遷と文化再造」
- 吉田伸之「伝統都市の社会=文化構造」
1月10日
2. 近世都市文化の成熟
3. グローバリゼーションと現代都市
- 妻木進吾「現代大阪の都市下層」
- 高畑幸「通過点としてのマニラ:韓国大学生、フィリピン人船員、そしてムスリム女性」
- 祖田亮次「ボルネオ先住民の都市:農村間移動」
- 谷富夫「沖縄の過剰都市化と移動世代」